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Blog X-Tech 5エンジニアがお送りするテックブログ
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事例:Webサービスのアーキテクチャアセスメント・レビュー

2022年3月10日 

知識ベースの理想を語るアセスメントではありません。システムごとのビジョン・ミッションや、豊富な運用経験を元にした実践的な落とし所や成長ストーリーを、お客さまと対話しながら一緒に考えます。

X-Tech 5のシステム設計アーキテクチャアセスメント・レビューは、サービスのビジョン・ミッションや事業成長ストーリーをもとに、システム構成・クラウドサービス活用・OS・ミドルウェア・システム運用・DevOpsを主なスコープとして実施します。スコープ内で調査・評価するだけでなく、ユーザ体験まで含めた総合的な検討や代替案の提案を行う点が特徴です(例:時系列負荷分散のためのフロントエンド実装提案)。

 

事例:教育系Webサービスのアーキテクチャアセスメント・レビュー

  • 所要期間 :2週間
  • 実施範囲 :ヒアリング&ディスカッション×2、報告&ディスカッション×2
  • 作成ドキュメント :アーキテクチャアセスメント・レビュー報告書



アセスメント・レビューの対象はドキュメントではなく設計・アーキテクチャそのものです。

このアセスメントのために新たにドキュメントを作成いただくことはなく、ヒアリング・ディスカッションのインプットとしては現段階で存在するWebサービスの企画書と画面イメージ、現段階で想定しているシステム構成のメモ書きを受領しました。

ユーザの役に立つ、ユーザ体験のよいシステムを目指すために、システムを利用するユーザの行動がイメージできる情報が必要です。

その後はヒアリング・ディスカッションを通じWebサービスの立ち位置と、ステークホルダーのみなさんのサービス運営の志向や技術的志向・習熟度を把握していきます。指摘事項が抜け漏れなく正しいことも重要ですが、いまいるステークホルダーが活用できるように意図して内容の深さ・提案の方向性・報告書の書きっぷりを調節することも等しく重要だと考えているからです。

例えば今回は、アクセス負荷パターン・コスト最適化・必要な可用性確保(特にMTTR)の観点から、複数ノードを利用した水平スケーリングが適切と考え提案しました。実装方法は数多ありますが、今回は主要開発者陣がコンテナやGitに不慣れであったことから、リリーススケジュールを加味しEKSやECSではなくAWS Elastic Beanstalkを提案しました。

またかなり特殊なアクセス傾向が想定されたため、負荷テストの実施を強く推奨しました。

アーキテクチャアセスメント・レビュー報告書の目次例

  • サマリ
    • 実施概要
    • 結果概要
  • 観点別詳細:アーキテクチャ・ネットワーク構成
  • 観点別詳細:可用性
    • 地理分散・物理分散
    • 同時接続キャパシティ
    • キャパシティスケーリング
    • コンテンツキャッシュ
  • 観点別詳細:セキュリティ
    • クラウドサービスのアカウント
    • アプリケーション
    • ネットワーク
    • 個人情報・機微情報・決済情報
  • 観点別詳細:クラウドサービスの使い分け
  • 観点別詳細:CI/CD
  • 観点別詳細:コスト最適化
  • 観点別詳細:準拠すべき規格・基準

ご興味・ご関心がありましたらお問い合せください。