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Blog X-Tech5エンジニアがお送りするテックブログ
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New Relicの「ちょうどいい」使い勝手を求めて:DateTimeRangeをコピペしたい! #NewRelic #NRUG

2023年12月1日 

これは New Relic 使ってみた情報をシェアしよう! Advent Calendar [シリーズ2] 1日目のエントリーです。

CTOの馬場(@netmarkjp)が担当します。

わたしは監視システムやシステム監視・システム運用が大好きです。SREもオブザーバビリティも大好き。

ひとりで商業出版で監視システム/監視テクノロジーの本を書くくらい好き。
→Webエンジニアのための監視システム実装ガイド という本を書きました

メトリクスやトレースを眺めるのが大好き。メトリクスやトレースを通じて、ユーザーの振る舞いや社会の動きが感じられるのがイイんですよね。

Webエンジニアのための監視システム実装ガイド(表記は前職)

※本エントリーアイキャッチ画像はこの書籍(通称:ウミガメ本)ではなく Webエンジニアのためのモニタリング‧オブザーバビリティ実践ガイド New Relic編 のものです

DateTimeRangeをコピペしたい!

なにげにキャリアも長くなってきており、NetSaint、Nagios、MRTG、Cacti、Grafana、CloudWatch … といろいろ使ってきて、最近はNew Relicに取り組む時間が一番長くなっています。そんなわけで最近はNew RelicのWebサイト( one.newrelic.com )に入り浸っていろんな機能を行ったり来たりしています。

そのなかで、毎日思うのは 対象期間(DateTimeRange)をコピペしたい! でした。

そう。画面右上のあれです。

→これ

実現するために、懐かしの(?)Tampermonkeyスクリプトを作ったので自慢します!

コピペできるようにした!

ボタンを追加して、クリックするとポップアップを表示してコピーしたりペーストしたりできる、ペーストしてEnterしたりGOボタンを押すとDateTimeRangeを反映する。というシンプルなものです。

公式に定義された挙動を利用しているわけではなく、勝手にURLを書き換えているだけなので、うまく動かなかった場合は適当に手で修正して使っています。

→DateTimeRangePickerの左にカレンダー絵文字が増えます

 

→クリックするとコピペしやすい感じになります

いやね、わかってるんです。左メニューから画面遷移するとDateTimeRangeが保持されるというのは。

でも左メニューからたどると数クリック必要な画面にリンク一発で遷移したかったり、複数タブ開いておいてちゃかちゃか切り替えて比較したかったりするんです。

なんせ入り浸っているから。

そういう使い方をする方(わたし)にはこれがピッタリ。

ちなみにこれはLocal Timezoneで動作しますが、NRQLで指定するときの SINCE 'YYYY-mm-dd HH:MM' UNTIL 'YYYY-mm-dd HH:MM' はUTCのようなのでご注意ください。

フォーマット(/-)も違うしタイムゾーンも違うので、NRQLへはそのままコピペできません。

インストール方法

簡単にインストールできます。

  1. ブラウザー拡張機能のTampermonkeyをインストールする
  2. UserScriptをインストールする(拡張機能のオプション>Utility>Import from URL)
https://github.com/netmarkjp/userscript-nr-date-time-range-picker/releases/latest/download/userscript-nr-date-time-range-picker.js

リポジトリーはこちら。

netmarkjp/userscript-nr-date-time-range-picker: userscript-nr-date-time-range-picker

GitHub
userscript-nr-date-time-range-picker. Contribute to netmarkjp/userscript-nr-date-time-range-picker development by creating an account on GitHub.

 

(New Relicに限らず)もちろんサービス側がわたしが使いやすいように変化してくれると一番嬉しいわけですが、わたしのニーズ/わたしの「ちょうどいい」は、わたしが満たすのがジャストフィットを探せるわけなので、他力本願にならずうまく隙間を埋めて活用していきたいところです。システム運用やオブザーバビリティの文脈だと、ベストよりジャストが適切だと思っています。

Webエンジニアのためのモニタリング‧オブザーバビリティ実践ガイド New Relic編 のリード文に書いたような『New Relicを導入してはみたけれど、いままでのモニタリングツールと大差ない使い方しかしていない、アプリケーション領域・ビジネス領域まで踏み込めていない』状態が続くともったいないですからね。足元から少しずつやっていきましょう。

そんなわけで、みなさま良いシステム運用を!New Relicと!


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